
HOW TO BIG BAIT SEABASS ③LURE
前回から少し間が空きましたが
今回は最終章のルアー編!
ビッグベイトって銘打っているので一番重要かと思います。
実際シーバス用のビッグベイトって何買ったらいいのか?
情報が溢れているからこそ選べないところもあるかと思います。
あと!ビッグベイトを買ってから行う『儀式』的なものもあるので併せて紹介します。
とりあえずWAXの手持ちの一部からピックアップ!
まずは王道!
ガンクラフト/ジョインテッドクロー178
このルアーを使わずしてビッグベイトを語れるのか?と言うほどのルアーです。
良く使う使い方としては、【ただ巻き】【ドリフト】もうこれだけで十分です。オリジナルのジョイクロはアクションを加えても良いですがロールが強めなので流れの中で釣ることの多いスズキ釣りでは始めたてですとコントロールするのが難しいかもしれません。
難しいことは考えずに【ただ巻き】で釣れます。それにドリフトを合わせられればまず問題ないです。明暗や橋脚にミノー流す感覚で普通に魚からのコンタクトを貰えるはずなので、まずは今通っている場所に流し込んでみましょう!
スイムベイト全般、大体そうですが
ウェイト位置は
・アゴ下 ➡ レンジ入る
・腹下 ➡ S字幅広がる
・テール側 ➡ S字幅更に広がるが浮き上がりやすい
です!
全てではありませんので状況によってウェイトシールで調整してください。
ヘビーユーザーなら分かると思いますが安い鉛シール買ってテキトーなサイズで切ったものを大量に持って行って現地で調整しています。ここに何グラムとかいうことはあまりしないです。(様々な要因で浮力が変わる為)
ではジャンジャンいきます。
ガンクラフト × ブルーブルー
ジョインテッドクローマグナム230(ブルーブルーカスタム)
西日本釣り博で販売されていたブルーブルーがカスタムしたジョイクロマグナムです。(目は使っているうちに取れていました)オリジナルと大きく違う点はジョイント部の角度(約90度曲がります)とテール。ジョイント部は削ってチューニングしている方もいるかもしれませんが、テールは完全に新規で作成されています。
アクションの違いはロールが抑えられ、アングラーからの入力に対してレスポンスが良くなっています。通常のものより【使っていて楽しい】操作に振ったカスタムモデルです。
そのうち販売されるそうなので気になる方は要チェックです!
ガンクラフト/ラチェット184
体積のあるスイムベイトでジョイクロとまた違った波動が出せるのが特徴。早巻きで使ってもアクションが破綻しにくく直進性が上がっています。浮力はやや高めなのでウェイトを付けてボトムから中層の早巻きで使うことが多いです。ベイトが多い時や上に出きらないシーバスを中層早巻きのリアクションでバイトさせたい時などにオススメです。
DRT/クラッシュ9
一気にキングオブスイムベイトの座に就いた大人気ルアー。このモデルは初期モデルのHIで色々と思い出のあるルアーです。ボディは割れて浸水もしますがもともと浮力があるのでこのまま使っています。WAXは河川のドリフト専用で使っています。
その他、LOW、MIDとありますがLOWはアクションを付けて使いMIDはリップインで巻き専用で使っています。
ビッグベイトって楽しい!と思わせてくれたルアーの一つです。
あとジョイントベイトなのに飛距離がえげつないです。
DRT/タイニークラッシュ
クラッシュ9の小さい方。小場所や9じゃしんどい(巻き抵抗が)時にリップインして使ったりしています。どこでもけっこー釣れます。(笑)
DRT/クラッシュゴースト
ジャイアントベイトってワクワクする!と思わせてくれたルアー。普通にどこでもこのサイズ使える!っていうことを分からせてくれたルアーです。操作してて一番ドキドキするルアーです。フレンジーも持っていますがまだ使っていません。今年中に1匹釣るのが目標です。
デプス/NEWスライドスイマー250
まだ釣ったことありませんがこの辺のルアーもジャイアントの入口には良いかもしれません。海水で使っても思いのほかシンキングなのと足場の高い場所では浮上しやすいのでチューニングが必須のようです。
知り合いは内部のウェイトを調整して使っていました。ボディに穴をあけるのでカスタムは自己責任でお願いします。
マドネス/バラム300
このルアーもまだ使い込みが足りませんが、箱出しでシーバスで使うにはドリフトが良さげです。カスタム次第ではめちゃくちゃ化けるルアーみたいなので今年使い込んで調整していきます。
メガバス/メガドッグ(犬ドッグチューン)
ビッグベイトと呼んでいいのか分かりませんがマグナムペンシルの楽しさを教えてもらったルアーです。一時流行ったので使っていた人も多いかと思いますがメガドッグを操作するなら確実にショートロッドがオススメです。このルアーは慣性バランサーをあえて固定するチューニングを行っています。通称犬ドッグ。ボディに穴開けをするので自己責任にはなりますが首振りのエラーが少なくなり使いやすくなります。最近使ってなかったので久しぶりに使いたいですね。
ヒフミクリエイティング/ブルージュ190
「巻く」「流す」「操作する」全ての完成度が高く良く釣れる。強いて言えばもう少しサイズアップしてウェイトがあるものが欲しい。なかなか手に入らないルアーの一つですが必ずボックスに欲しいルアーです。
パズデザイン/グランソルジャー190
ビッグベイトと言われればちょっと違う気もしますが一応190mmクラスで50gあるので紹介します。あえて言うならビッグミノーですかね?(笑)
飛距離〇ミノーなので快適に飛びます。ウォブルのロールが5:5の割合で低速域でも波動強め。引き波を立ててスローに引くのがオススメです。リップが水を噛みやすいのでナイトのスローリトリーブが苦手な方でも分かりやすいと思います。
タックルハウス/K2F162 T:3
ビッグミノー繋がりであと数個紹介します。
こちらは季節限定で発売されるK2Fのデカいヤツ。飛距離はめちゃくちゃ飛んで魚もよく釣れます。基本はただ巻きでOK。表層に出きらないシーバスに1枚レンジ噛まして使うのに最高です。(使い過ぎて塗装無くなっています)
ダイワ/モンスターウェイク156F
誤爆が少ないウェイクベイトの1つで、ウェイク系の中では少しレンジが入るので他との使い分けができます。ダウンクロスで巻かずにネチネチやるのもオススメ。癖が無く愛用者も多いと思います。(ハイシーズンになると毎年結構売れます)
メガバス/カゲロウ155F
目どっかいきました。(笑)
魚からの反応は多いですがやや誤爆多めの為、ウェイト貼って使っています。個人的にはグランソルジャー買ってから使用頻度が落ちましたが気持ちいい飛距離が出せるのでたまに使ってます。写真だと分かりにくいですが歯形だらけです。
まだまだ紹介したいルアーはありますが、ひとまずこの辺があればいいでしょう。最後の方はビッグベイトと言うほどではないかもしれませんが、入門にはちょうどいいルアー達と思うのでこれから始めてみたいけどいきなりベイトタックルはな・・・ ルアーがデカいな・・・という方向けということで。(もちろんビッグベイトタックルでも快適に操作できます)
ここまでルアーの紹介をしてきましたが最後にビッグベイトを買ってからの「儀式」を紹介します。
儀式と言ってもたいしたことはないのですが。
開封してから【すぐに釣りに使う】のはまずしません。
ビッグベイターはまず一手間かけます。
それは・・・
アイの補強。
ルアーサイズのデカいビッグベイトはもちろんアイも大きくなります。大きくなったアイは隙間が多くルアーが浸水します(ほぼ100%)
そこで隙間を埋める作業をします。
必要なものは
①接着剤(液状)
②ティッシュペーパー
③爪楊枝
以上!
まずはティッシュでこよりを作ります。
こよりが出来たらアイの隙間に爪楊枝を使って押し込みます。
押し込んだら瞬間接着税を1滴垂らして硬化させます。
終了!
お手軽なくせにこれで浸水は無くなります。
もっと簡易的にする際は最低でもアイに瞬間接着剤1滴は垂らしましょう。
浸水すると浮力が変わり細かいセッティングが出来なくなるのでこの【儀式】は必ず行うように。
余談ですが・・・
ティッシュ+接着剤はルアーの補修にも使えます。(通称ティッシュアロン)
ぶつけて亀裂の入った箇所にティシュをかぶせ、瞬間で固める。
これで軽くヤスリ掛けすれば復活します。
亀裂から浸水しているので元通りの浮力とはいかないものの高価なルアーだからこそ長く使いたいのでこのやり方は覚えておいて損はないと思います。
という訳で数回に分けてビッグベイトシーバスについて書きましたがどうでしたか?いよいよ秋になればシーバスハイシーズンの開幕です。今のうちに準備してみてはいかがですか?
長くなりましたがご相談は小嶺インター店の千々和まで。
お待ちしております。