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永松のフィッシング・スクール 落し込みサビキ作成編!

永松のフィッシング・スクール 落し込みサビキ作成編!

投稿日 2017年12月10日
投稿者 ポイント行橋苅田店 永松


こんにちは、行橋店の永松です。

今回は


落し込みサビキ


続編です。






前回はコチラ





前回はかなり前ですが、

サビキ



糸グセの取り除き方

のお問合せがありましたので、今回はその方法を含めてご説明致します。

では授業を始めます。

まずは材料。

まず

フラッシャー

を纏めて先をライターの






でさっと炙って固めます。

一気に






に当て過ぎない様にしましょう。

燃えてしまいます。

先を平たく尖らせることがポイントです。

それを4cmくらいにカットして作成する本数作ります。

鈎に

ハリス

を地獄巻きで巻いていきます。

そして締め込む前に

フラッシャー

を差し込みます。

この時、

フラッシャー

の先を平たく尖らせていると楽に入ります。

プライヤーとグローブを使って締め込んでから

エダス

の長さ(今回は12cm)と結び等を考えて、

ハリス

は20cmくらいでカットしました。

結んだばかりはこんな感じです。


フラッシャー



ぼっさぼさ


ハリス



ぐっちゃぐちゃ



ハリス

は引っ張ってもスプールの形が残ったままで、曲がっているのがわかりますよね。

ここからが今回の授業のメインです。

100均で購入した天ぷら用の



油切り網



にこんな感じでセットします。

最初は5本くらいが良いと思います。

慣れたら10本くらい一度に出来ます。


ハリス

の端線を折り曲げて持つと、しっかり張った状態を保ち易いです。

ここ重要です!

そしてここで鈎を下にして

ハリス

全体にお湯を掛けます。

沸騰までしなくて良いですが、80℃くらいはあると良いです。

お湯を掛けた時は

ハリス

がギュッと縮まるのでしっかり固定しておきます。

ここ重要です!テストに出るかもしれません!!

あとついでに

フラッシャー

も冷える前に真っ直ぐ整えておきます。

そしてお湯を掛けて10秒後にはクセはなくなっています。

ドライヤーでもクセは取れますが、

フラッシャー

も一緒にキレイに整えるにはお湯が一番でした。

最後は

フラッシャー

の長さをカットして整えます。

ちなみにこの『

油切り網

』は約1cmの目なので今回は12本目にマジックで印を付けておきました。


エダス

の長さを分かりやすくするためです。

ここで「熱いお湯を掛けたら

ハリス

の強度が落ちるのでは?」と思われるかもしれません。


考えたらもともと樹脂ペレットを熱で溶かして作成する

ハリス

です。

高温で溶けていた状態の物なので、クセ取り時の100℃以下はなんてことないはずです。

フロロカーボン(ポリフッ化ビニリデン)の融点はかなり高いので気にしません。

フカセ師やルアーマンが使っている



ラインストレーナー







糸クセトール

』など

もラインを挟んでその摩擦熱を利用したものです。

あの細いラインでも強度が落ちないくらいですから、落し込み用の

太ハリス

で気になることはありませんね。

あとは仕掛けの長さ分の幹糸をカットし、

エダス

を出す箇所に(今回は60cm間隔)マジックで印を付けておきます。

そして幹糸と

エダス

のマジックの印を合わせて結んで完成です。

今回は8の字結びで。

たとえ印を合わせても締め込みを丁寧にしないと

エダス

の長さがバラバラになりますのでご注意を。

今回はちょっとバラバラでした。

自分で作った仕掛けで魚を釣るのは本当に楽しいです。

市販の仕掛けで、もうちょっとこんな感じだったらとか、こんな色だったらとか思う事がありますよね。

そんな時は自作でやっちゃいましょう。

そして自作仕掛けで釣った魚はまた一段と釣った感が増しますね。

今回の

フラッシャー

の取り付け方は自己流です。

他にも

フラッシャー

の取り付け方や結び方がありますので、作り方が分からない時はポイント各店にご相談下さい。

では、自作の仕掛けで釣りに出掛けましょう!







ご注意








ライターを使ったり熱いお湯を使ったりしますので、やけどには充分注意しましょう。

鈎とハリスの締め込みも怪我の可能性がありますので注意しましょう!








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