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釣り場で食べるご飯特集!釣り人なら分かる人気料理とアレンジレシピをご紹介!

釣り場でのお楽しみといえば当然釣果でしょう。しかし、それ以外で心躍るのが「釣り場でのご飯」ではないでしょうか。沖磯などでの連泊釣行ともなればご飯も工夫が必要になります。本記事では、お弁当などのアレンジによって美味しく楽しく食べられる釣り場ご飯をご紹介します!

 

 

 

 

 

釣り場で食べるご飯は美味しい

大自然の中で食べるご飯は、それが海でも、山でも、川でも、とても美味しく感じます。これは大自然が調味料になるからでしょうか?「キャンプ飯」と聞いただけでもお腹が鳴ってしまいます。

しかし、釣りとご飯のコラボレーションとなると、釣りというメインイベントがあるため少し様相が変わってきます。中には「釣りをしている間は食べない」という方もいますが、美味しいものをいただくチャンスを自ら放棄しているので、もったいないですね。釣り場ならではの簡単で美味しいご飯を紹介していきます。

 

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釣り場ご飯はちょっと特殊

釣り場ご飯は基本「お手軽に」

釣り場での食事は少し特殊で、何よりも手軽さが求められます。人間が空腹になる時間は、「マヅメ」といって魚もお腹がすく時間にあたります。当然釣りがしたいですよね。また、その時間を外したとしても、「ジアイ」という不確かな爆釣タイムが何時訪れるとも限りません。そのため、のんびりとご飯を食べている場合ではなくなります。釣り場では、支度も素早く、摂取も素早くが基本になってきます。

 

 

お手軽だけどとても大事な釣り場ご飯

素早くとはいえ、軽視するかというと、そういうわけでもありません。仕事、遊び、スポーツなどで空腹によるミスほど無念なものはありません。お腹が空いてイライラしていたばかりに、しなくていいミスをしてしまうなどとても残念なことです。もちろんそれは釣りでも同じこと。食事によるブレイクタイムを設けることで心と身体の疲れをリセットし、ハイパフォーマンスを維持できるよう心がけましょう。

 

 

なるべく軽量に

沖磯などに上がって連泊釣行などということになれば、必ず何度かは食事を摂らなければなりません。しかし、沖磯に連泊ともなるとその装備だけで100㎏を超すこともあります。その中に食材を追加することは持ち運びにも大変かもしれませんが、少しの工夫で手軽かつ美味しいものがいただけるようになります。せっかくの釣行ですから楽しいものにしましょう。

 

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釣り場ご飯①:手作り弁当

おにぎりのススメ

一日釣行で一番便利なお弁当は「おにぎり」ではないでしょうか。コンビニおにぎりも良いのですが、自分で握ればコストもあまりかからず、自分好みのものがいただけます。またおにぎりであれば、釣況によっては一旦手を(口を)止めて釣りを再開することも簡単にできますし、後片付けもくるんできたラップをポケットに入れれば終了など、全体的に簡単に済ますことができるのでおすすめです。

 

南国釣行おにぎりレシピ

奄美以南の釣り師なら大抵「ああ」とうなずく人気のおにぎりが、「ポークおにぎり」です。ポーク(ランチョンミート)を5mmほどの厚さに切り、軽く炙ります。俵型に握ったごはんに乗せ、たっぷりのカラシマヨネーズをかけたら薄焼き卵を海苔の代わりに巻きます。ラップで包んだらできあがり。カラシと酢(マヨネーズ)の殺菌作用で防腐作用もばっちり、栄養価も高く最高の釣り場ご飯です。

 

南国釣行海苔巻きレシピ

先ほどのポークおにぎりの豪華版が「ポーク海苔巻き」です。5mmほどの厚さに切ったランチョンミートを縦半分に切り、海苔巻きの具にします。薄焼き卵とカラシマヨネーズに少し醤油を垂らして味付けします。奄美以南では大人気で良く食べられているおにぎりで、コンビニの弁当コーナーでは定番になっています。

 

和歌山周辺釣行おにぎり(目張り寿司)レシピ

冬の間に高菜を漬けこむ和歌山県の家庭ではオーソドックスで有名なおにぎりである「目張り寿司」。塩漬けした高菜の硬い茎を刻んでご飯に混ぜ、丸いおにぎりを握ります。それを麺つゆなどで味付けした柔らかい葉の部分で包めばできあがりです。ラップで包んで釣り場に持ち込みましょう。カラシと同じ辛味成分であるアリルイソチオシアネートが防腐剤の役割をしてくれるので、これもお弁当におすすめ。最近では使いやすい「目張り寿司用高菜」も通販で手に入るので、ぜひ一度試してみてください。

 

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釣り場ご飯②:現場でアレンジご飯

釣行前にコンビニに立ち寄る釣り人は多いでしょう。飲み物、お弁当、少しのおやつを購入する方がほとんどかと思いますが、買ったおやつにひと手間アレンジをしてみて、おかずを一品プラスしてみませんか。

 

コンビニおかしが華麗に変身:マッシュじゃがりこ

人気のお菓子「じゃがりこ」。一つの重量は60gなので、重さもあまり気になりません。有名なアレンジではありますが、このじゃがりこで簡単にマッシュポテトが作れてしまうんです。

まず食事の前にお湯を沸かしましょう。お湯が沸騰したら、じゃがりこの蓋を半分ほど開け、カップの半分まで熱湯を注ぎます。蓋を戻して30秒蒸らした後、お箸でぐるぐるとかきまぜればあっという間にマッシュポテトのできあがり。おつまみにもおかずにも最適なひと品です。作る時に火傷にだけ気を付けましょう。

 

 

食パンでチキンサンド

釣行にコンビニのサンドイッチを持って行くことはありませんか。「具だくさんサンド」など美味しいですよね。でもいざ食べようと袋を開けるとパンがベチャっとしていてあまり美味しくない、などの経験をした方もいると思います。

ならば現地で作ってしまいましょう。8枚切りの食パン一斤と、コンビニレジでチキンフィレを二つ程度購入すれば、かなり美味しいチキンサンドができます。

 

うまい+うまいは「めっちゃうまい」:チキンポテトサンド

さて、ここでダブルアレンジメニューとして登場するのが先ほどの「マッシュじゃがりこ」。パンにたっぷりのマッシュじゃがりこを塗って、チキンを乗せてパンで挟めば最高に美味しいチキンポテトサンドのできあがりです。時々歯に当たるサクサクした混ぜ残しじゃがりこが食欲をそそります。おにぎりと同じ理由で、片手で簡単に食べられるサンドイッチはゴミも少なく、釣りの時合も逃さないお手軽なごちそうです。

 

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釣り場ご飯③:その場で調理

近年では、釣り場に簡単な調理器具を持ち込む傾向が多くなっています。凝った道具を持ち込むと結構な荷物になってしまいますが、釣りと食事を両立させるためには多少の我慢はしましょう。

 

 

釣った魚をその場でさばく

釣れたばかりの新鮮なお魚に勝るごちそうは無いと思います。釣り場でのご飯に釣れたての魚をおかずにしてみましょう。この醍醐味を実感するためにも、まずは「三枚おろし」を最低限できるようにしましょう。

 

三枚おろしのやり方

ウロコを落として頭と内臓を外したら、背側と腹側の骨沿いに包丁を入れ(包丁のガイドを作る)、尾側から包丁を入れたら頭側に引きます。外れていない尾側の身を切ったら片身が外れます。これを両側すれば「三枚おろし」になります。

腹骨に添って薄く骨をすきます。外した腹骨をダシに使えば美味しい味噌汁やスープになるので、もう一品作りたい方は残しておくと良いでしょう。

腹骨に添って薄く骨をすき、中骨(血合い骨)を血合いごと切り取ります。こちらもダシに使えば美味しい味噌汁やスープになります。

皮を下にして尾側から包丁をまな板に押し付けるように皮を曳いていきます。

このテクニックはどんな魚でも基本はほぼ同じなので、魚をさばけない方はぜひ覚えてください。注意点は、柵に取るまでは「真水」でしっかり洗うことです。海水魚の体に付着しているバクテリアなどは海水耐性が強く、真水には弱い特徴があります。

柵に取ったらぶつ切りでも削ぎ切りでもご自分のお好きな形にカットしてください。あとは煮たり焼いたり汁物を作ったり、もちろん生でもOK。美味しく食べるだけです。

 

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釣り場ご飯④:釣行前に仕込む

簡単で美味しい「ヅケ」

お刺身でいただく場合、実は釣れたばかりのお魚より何日か寝かせた方が美味しいことがあります。お魚の身のアミノ酸が増えるためで、何日か熟成させるとより美味しくなります。そのため、釣り場で生食となると、熟成に代わる旨味アップが欲しいところです。その解決法が「ヅケ」です。ヅケ用のタレを作っておき、釣り場に持ち込めばあっという間に旨味たっぷりのヅケが完成です。

 

ヅケダレレシピ

ヅケダレのレシピは簡単で、醤油、酒(料理酒)、みりんを1:1:1で鍋に入れてひと煮立ちさせたら完成です。粗熱が取れたらジップバッグに入れ冷蔵庫へ。バッグごと釣行に持って行き、あとは切り身を入れるだけで美味しいヅケのできあがりです。柵なら1時間、切り身なら15分が目安。ワサビやショウガのチューブがあれば完璧です。この割合なら赤身でも青魚でも、白身でも合います。

 

ついでの1品「アラ汁(スープ)」レシピ

魚を捌いた時に出る「アラ」はどんどん鍋に放り込んでおきましょう。捌き終わったら鍋に海水を張ってアラをじゃぶじゃぶと洗います。しっかりと海水を切って、たっぷりの真水を張ったら火に掛けます。沸騰するまでは強火で、沸騰したら中火に落としてアクを掬います。塩なら「潮汁」、味噌なら「味噌汁」、醤油なら「おすまし」のように投入する調味料によって味が変わりますので、お好みの味、お好みの濃さで魚を味わい尽くしましょう。

 

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釣り場ご飯⑤:お湯だけで絶品料理

カップラーメンは軽食の王様

お腹を満たす・温かい・美味いの三拍子そろった時短料理の王様、カップラーメンを釣り場に持ち込む釣り師は多いと思います。カロリーもバッチリとれますし、不思議と釣り場で食べるカップラーメンはいつもより美味しく感じます。

しかし、タンパク質、ビタミンなどの栄養が不足しがちな食べ物です。これを克服するために卵を持参しましょう。なお、卵の持参方法は下述の調理器具の見出しでご紹介しています。

 

カップラーメンへの卵の投入の仕方

ただ、卵を上から投入するのではなく、ひと工夫してみましょう。カップラーメンの蓋を95%くらい開けてしまいます。中から麺を取り出して卵を一つ割り入れます。そっと麺を戻したら、熱湯を注ぎます。ここは全体的に「そっと」でお願いします。お湯は卵の分だけ多めに注ぐのがコツ。表示時間を守って蓋を開けると、カップの底で半熟卵が待ってくれています。

 

 

お茶漬け海苔でアレンジメニュー

カップラーメン以外にも、「お茶漬けの素」をおすすめします。前日炊いたご飯の余りをそのまま持参して、お茶漬けの素とお湯だけで完成。最悪、ご飯を持参しなくてもコンビニおにぎりとお茶漬けの素があればOKです。他にも、パスタをゆでてお茶漬けの素を絡めたら立派なディナーの1品になります。

 

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釣り場で便利な調理器具・材料

釣り場で食べる炊きたてご飯「メスティン」

最近は「無洗米」がどこでも手に入るようになり、アウトドアでご飯を炊くのがとても楽になりました。さらに炊く器具もひと昔前ならコッフェルセット、ふた昔前なら飯盒だったものが、メスティンの台頭でとても身近なものに。無洗米をメスティンに入れておき、現地で水を入れ火に掛けるだけで美味しいご飯が炊けます。

 

メスティンの使い方

すっかり有名になったメスティンですが、簡単な炊き方を知らないと面倒臭い器具になってしまいます。焚き火やガスコンロでも炊けるのですが、一番簡単なのは「固形燃料」を使うやり方です。防風対策をした固形燃料コンロに固形燃料1個をセットして火をつけるだけ。火が消えたら炊き上がりです。15分ほど蒸らしたら美味しい炊きたてご飯がいただけますよ。

 

 

煮物も揚げ物もおまかせ「カセットコンロ」

簡単に美味しいものをいただくのに火力はありがたいものです。缶詰めを火に掛けたり、レトルトカレーをお湯で温めたり、もちろんコーヒー・紅茶もお湯があればこそです。そこで登場するのが簡易コンロです。イワタニなどが有名ですが、300g弱の本体にカセットガス1本あればたいがいの料理はできるので、遠征バッグなどにポンと入れておいても邪魔になりません。小ぶりの鍋かフライパンがあれば煮物、揚げ物、炒め物から味噌汁まで全てこれ1台で。

 

 

隠れた主役「ホットサンドメーカー」

実は最強のアイテムと呼び声高いのがこのアイテム。朝食のパンを焼くのはもちろん、フライパン代わりにお肉や魚を蒸し焼きにできますし、スキレット代わりにアヒージョなども楽しめます。

おすすめは常温で保存できる肉まん、あんまんなどです。裏表1分×4回くらい弱火でひっくり返しながら焼き、最後にお水を大さじ1杯くらい投入して水分が無くなったら完成。有名中華まん店顔負けの、ふっくらカリカリ絶品饅が食べられます。

 

 

釣り場ご飯が変わる「卵ケース」

釣れたてのイカの刺身に卵をかけて食べると美味しいという事実はすでにご存知かもしれません。どんな料理にも「あと卵があれば」ということは結構多いと思います。釣り場に卵を持って行っちゃいましょう。ただし、割れやすいので卵ケースの購入をおすすめします。2個入れから10個入れくらいまでのハードケースがアウトドア関連のお店で販売されています。クーラーボックスに忍ばせておけば、釣り場ご飯がレベルアップしますよ。

 

 

多いほど楽しい「調味料」

調理器具ではありませんが、釣り場で調理をするなら充実させたいのが調味料。最近ではスーパーマーケットや100円均一ショップなどで目移りするくらい販売されています。大した荷物にはならないので、最低限欲しい醤油、塩、砂糖、味噌などの他に、シーズニング系調味料、液体系調味料を何種類かタッパーに入れて持ち運びましょう。調理だけでなく、味変アレンジも幅広く楽しめます。

 

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釣り場ご飯の注意事項

食前・食後は手を洗う

食前の手洗いと食後の手洗いでは意味が異なります。食前は当然清潔にするためですが、食後の手洗いは「油分を取る」ためです。おにぎりやサンドイッチなど、直接手で持って食べる物の中には油分が付いているものもあります。キャスト時に油で手が滑ってタックルを水没させる事故などが発生しかねないので、手に付いた油は常に拭き取っておきましょう。

 

 

釣り場は汚さない

釣り場を汚して帰らないために汚れ物は極力少なくし、出たゴミはすべて持ち帰りましょう。また直火のたき火などは、ほとんどの場所で禁止になっているので、たき火をする場合はたき火台が必須です。

釣り師のゴミ問題、マナー問題で釣り禁止となることもあります。自分たちの楽しい釣りライフのためにも釣り場と食事のマナーを守りましょう。

 

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釣り場で食べるご飯は最高の贅沢

満足な釣果があろうが無かろうが、お腹は空いてしまいます。その釣り場での食事はいつもの食卓と違って特別です。ちょっとのアレンジで新しい発見があるのがアウトドアでの食事の良いところ。大自然の中という贅沢なシチュエーションを活かさない手はないので、ぜひ釣り場でのご飯を堪能してください。

 

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