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光田のKeep Casting! GAME084 ~山口県阿武川ダム~

こんにちは🌸

ルアースタジアム 光田です‼

 

今回は1月初旬の冬合宿振りとなる山口県萩市阿武川ダム湖へ行ってきました🚗

前回の釣行ブログはこちら⇩⇩⇩

光田のKeep Casting! GAME081 ~山口県阿武川ダム~

光田のKeep Casting! GAME082 ~山口県阿武川ダム~

 

初冬という季節感でディープ優勢だった前回の釣行から約1カ月

数回の寒波と最近の陽気でフィールドがどう変わったのか・・・

 

こういった季節の変わり目は『季節感』を見極める事が非常に重要です

私は「水温が何度だったらこうなる」というのはあまり参考にしていません

測り方や時間やフィールドによっても指標としてはバラバラになるので、その他の要因を指標にしています

・菜の花や梅や桜などの開花状況

・ワカサギやフナの産卵の進行状態

などなど・・・マニアックな話になるので詳しく聞きたい方は光田まで

 

本湖の水温は8℃❄

釣行当日の天候は終日晴れ、翌日から低気圧が入るため南風がやや強く吹く予報

朝は放射冷却がキツく、朝の気温は-4℃そして日中は20℃近くまで上昇するという初春らしいジェットコースターのような気候🎢

 

朝は冷え込みが強いため、冷え込みに強い縦ストとなる垂直岩盤からスタート🎣

太陽光で温まりやすいハードマテリアルなので、陽が上がるにつれてポカポカと暖まり魚が浮きやすくなる陽の当たる岩盤を選んで釣りを開始

 

岩盤の凹みの内側は花粉とウッドチップがゴミだまりを形成

晩冬や初春といった朝夕の気温差が大きい時期はこういったフローティングカバーも特に重要です✨

表水温が冷たい空気によって冷えるのを防いでくれます

お風呂にフタをして保温するのと同じ仕組みです

またこういったゴミだまりはプランクトンを集め、プランクトンがベイトを、そしてベイトがバスを集めるという循環を産むので、いい場所に浮いているゴミだまりは年中チェックです

 

冬にこういった陽当たりの良い岩盤に浮く魚は、エサを探し回っているというよりは日向ぼっこ的なイメージなので、捕食スイッチを入れてあげれるようなルアーが〇

花粉の影響で若干白濁りしており、中層にもゴミが浮かんでいる状況という事で選んだのは、水押しで魚にルアーを気づかせられるジャークベイト

TADAMAKI112 (NORIES)

名前の通りただ巻きのアクションも優秀ですが、ジャーク&ポーズにも向いています。頭をやや上げた姿勢でポーズするので、ジャーク時に下方向に水を押し、上目線の魚に気付かせて持ち上げる事ができるジャークベイトです

 

良さそうな陽当たりの良い岩盤×ウッドチップ際を数か所丁寧にやっていると、45cmクラスがチェイス🐟

 

が、かなりスローでルアーとの距離も縮まらず😭

その後も似たエリアでもう一度チェイスがあるも同じ状況・・・

 

越冬系の魚が溜まるディープフラットや北側のワンドなどを確認するとボトム付近にバスらしき魚影が時折映るため、やはり季節感は冬寄りと確信❄

最近暖かくなってきたとはいえ、本湖はまだまだ冬寄りの様子なので最も水温の上がる夕方にもう一度岩盤アタックする事にし、水温上昇のはやい上流部へ移動🚣‍♀️

 

ここでも同じく狙いは、太陽光で暖まりやすいハードマテリアルの縦スト(段々畑の石垣)×フローティングカバー🔥

花粉混じりで少し白濁りしていた本湖と違って、水深4mくらいまでのボトムが見えるほどの透明度✨

そして最上流部に向かうにつれ水温は上がり10℃を超える状況📈

 

下流側から吹き込む風のため、上流に向かいながらだと船を押されて丁寧に釣りができないため、プレッシャーを最低限に抑えるためキャストせずエレキも極力踏まずに良さそうなスポットだけを絞り、最上流エリアへ

 

さらに時間を置くために綺麗な清流を眺めながらのカップ麺タイム🍜

どこのお店のラーメンよりも、船上で食べるラーメンは美味しいと思います😋

 

そして時間を充分に空けてから、良い条件の整ったスポットだけをしっかり狙います🧐

 

ルアーは先程までのジャークベイトではなく、ビッグベイト

ラインを弾くような釣りではどうしてもラインの存在を隠し切れないため、ルアーの大きさでラインの存在をかき消す事ができます👤

ジャークで気づかさなくても、透明度が高く視力で見つけてくれます👁

同様の理由で、リップ付きの首振り系ではなくリップレスタイプのS字系ビッグベイト💪

 

本湖でのジャークベイトへチェイスした魚もそうですが、まだまだ低水温期のため猛チェイスしてバイトみたいなことは中々ありません😭

チェイスさせてから最後はジャークで喰わせるように、こちらで最後のスイッチを入れてあげる事が必要になります💥

 

ルアーとしては、S字系ビッグベイトの元祖であるジョインテッドクロー178 (GANCRAFT)などになるのですが、今回は上流からのアプローチという事もあってカレントで常にS字軌道を描き続けてしまい、ジャークした時とのメリハリが無くなってしまうため、デッドスローで引くとI字で泳ぎ、早引きやジャークの時のみS字に軌道変化するメリハリのあるSG+AYUROID180 (IMAKATSU)を選択🤩

ちなみにオサカナスイマーやレイジースイマーといったハドル系スイムベイトもありですが、どちらかといえば表層やエグレやボトムに追い込ませてスイッチを入れるタイプのため、今回は地形的要因で使用しませんでした

 

下流へ向かいながら目星をつけていたスポットへ上流側から順に丁寧にアプローチ🕵

 

そして水深が一気に深くなり5mラインが近づく段々畑の石垣×フローティングカバーへ🌿

フロロラインの重さを使って、デッドスティッキングでI字でゆっくり引いていると、ルアーの後方から黒い影がゆっくりチェイス🦈

バスとルアーの距離が徐々に詰まった瞬間に、ロッドアクションでカバー際へ一気にS字で逃がすとそのままバイト💥

 

太ライン×ヘビーロッドのビッグベイトタックルなのでゴリ巻きしてランディング😎

 

キャッチしたのは50up2kgOVERのグッドコンディションのビッグバス‼‼

 

お腹も少し赤くなっており、春を感じる見事なプロポーション🌸

 

クリアウォーターに綺麗な魚体なので写真も映えます❣

 

その後、一度チェイスはありましたがバイトまでは至らず、期待の夕方に本湖の岩盤をジャークベイトで流しながらボートスロープへ向かいましたが、不発で納竿となりました🚗

 

水中はまだ冬寄りの季節感ですが、着実に春に近づいている事を実感できました🤩

バスの状態やルアーに対する理解度が釣果に直結するシビアな季節だからこそのエリア・アプローチ・ルアー選択がハマり、貴重な一本と出会う事ができた満足な釣行でした😆

 

一年で一番ビッグバスに出会える確立の高い春は、もう目の前に来てます😍

是非皆さんも春を探しにフィールドへ繰り出しましょう🔥

 

〜タックルデータ〜

■ROD
Road Runner VOICE LTT680H
■REEL
CALCUTTA CONQUEST 201 turned by OK works
■LINE
ZALTZ THE BLACK 20lb
■LURE
SG PLUS AYUROID 180

 

そして今回もレンタルボートはLabuフロンティア協会さんにお世話になりました!

いつもありがとうございます!

過去のブログでも何度か記載していますが、改めてLabuフロンティア協会さんのご紹介をさせて頂きます。

Labuフロンティア協会さんは阿武川ダムという地域資源として活用し、バスフィッシングを主としたレンタルボートや持ち込みボートによる湖面利用で得た収益や集客を地域振興や周辺施設の集客へ繋げる試みを萩市協力のもと行っております。

端的に言えば、『市政協力のもとに行うバスフィッシングによる地域活性化』です。

1925年に赤星鉄馬氏が当時の政府の許可のもと芦ノ湖にブラックバスを放流してから100年が経とうとしております。数十年前の外来生物法の施行から現在に至るまで世間的には特定外来魚とネガティブに捉えられる機会の多い魚ではありますが、ブラックバスを資源として捉え集客に繋げ、地域活性化を図るポジティブな試みです。

関東・東海・近畿・関西地方では同様の成功事例も多く、バスフィッシングが地方に人を呼び、人が地域にお金を落とし、地域が活性化し、地域がより良い釣り場や周辺環境を整えより多くの人を呼ぶ・・・ ブラックバスが日本に来て一世紀という節目を目前に控えた今、西日本や九州でも考え方が少しずつ変わってきてくれればと考えております。

こういった背景や考え方に皆様にも少しでも触れて頂きたく、頻繁に阿武川ダムのレンタルボートの紹介をさせて頂いております。

昨今、釣り場や魚の減少などの問題が嘆かれていますが、末長く釣りを楽しむためにも地域と釣りと人の結びつきが必要になってくると思います。

少し真面目な内容になりましたが、「ビッグバスが狙える」「雄大な景色を味わいたい」といった下心という名の野望を持って、阿武川ダムに釣りに行ってみてください!

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