
博多湾タチウオの『エサ』
皆様 こんにちは
赤坂海岸店 もーりーです!
今回はお店のみんなで博多湾タチウオに行って来ました😁
釣果は1人20本以上という好調で
とても楽しい釣行になりました👍
太刀魚の当たりは結構強く
フッキングが決まった後も
ちゃんと竿を引き込むようなアタリがあり
釣っていてとても面白かったです😄
そんな私たちの釣行は
長友さんが書いてくださった
(こちら→🐟をクリック)こちらのブログをご覧ください👈
■タチウオテンヤに大切なもの
北九州からも多くの人が釣りに行く博多湾タチウオ
その釣行に必要な物は
・ロッド、リール、ライン、リーダー
タチウオテンヤ、クーラー、タックルボックス、etc.、、、、、、
と色々ありますが!
その中でも私が考える一番大事な物
それは『エサ』です😎
タチウオ釣りは『エサが命』😍
正直、メタルジグやワインドで釣る方には関係のない話ですが
タチウオテンヤに関してはもぉエサ!エサ!エサ!
このブログではエサの種類や
どのくらい持っていけばいいのかの量の問題
エサの加工なんかについて書いていこうと思います😊
■タチウオテンヤのエサの種類
タチウオはあまり頭の良い魚ではないので
だいたい何でも喰ってきます😫
、、、しかしそんなことを言ってしまうと
ブログを書く意味が無くなってしまうので
タチウオに特に効くエサをご紹介します😁
○イワシ
定番の「ザ・エサ」
基本的にはマイワシを使う事が多く
臭いが強くて、喰わせ能力抜群です
その反面、身が柔らかく餌持ちが悪いという弱点もあります
サイズも様々あり、大きい物から小さいものまであります
○キビナゴ
ザ・定番!これまた定番中の定番キビナゴさんです
サイズはだいたい揃っていて、カラーが色々あります
喰わせ能力は普通ですが、イワシよりは身持ちが良く
手返し良く釣ることが出来ます
○その他魚の切り身
サンマ、サバ、カツオなど
青魚の切り身を使う事が多いです
モノによっては身持ちが良いですが
喰わせ能力は
総じてイワシやキビナゴよりも弱い印象です
○太刀魚の尻尾
餌が無くなった時の最終手段
持ち帰って捌くときに落としてしまうのならば
ここで使った方が良いよねってな感じで拝借します
喰わせ能力は普通ですが身持ちが良く
長さもあるので大物狙いにも使えます
釣れれば釣れるだけエサのストックが増え
現地調達ができる面白エサです
■持っていくエサの量
自身が釣りに行った日のアタリ具合や
実際の釣果によって差が出るとは思いますが
だいたいイワシであれば2~3パック
キビナゴであれば1~2パック
どっちもであればイワシ2パック
キビナゴ1パックくらいで大丈夫だと思います
無くなるのが不安であれば多めに持っていき
餌が無くなってしまったときは現地調達(笑)
もしくは、メタルジグかワインドを持っていきましょう
■エサの加工(締め方)について
エサの種類でも書いた通り、身が弱いエサが多いです。
そんな時は加工してしまいましょう!
エサを加工する事により
身持ちが良くなったり、喰わせ能力が上がったり
ワイヤーを巻きやすくなることで手返しが良くなったり
色々なメリットがあります
ここでは特に身持ちの悪い
イワシの加工をしていきます
今回イワシの加工に使っていくのはコチラ
・塩
・旨〆ソルト
・アミノリキッド
・アミノ酸α
○工程
①まずは、旨〆ソルト
もしくは塩でイワシの水分を抜いていきます
こうすることで身が固くなり付けやすくなります
(今回は頭付きで加工していますが
頭を切り落とし顎からお尻まで切っておいた方が
後々楽ですし、手返しもよっくなります)
塩をふりかけ時間をおいてドリップした水分を捨て
また塩を振りかける、この工程を繰り返すことで
イワシが固くなっていきます🙄
コレだけでも十分使えるのですが
あまり固すぎるのも考えよう
喰わせ能力が下がったり
集魚力が足りなかったり
そこでもうひと手間!
②アミノリキッド
これは生のイワシを軽く締める為に使いますが
実は水分が抜けきったイワシに使用すると
集魚力抜群のアミノ酸成分がイワシに染み込んでいき
丁度いい硬さになります
そして更に喰わせ能力が欲しい方にはこちら
③アミノ酸α
事前にアミノリキッドにアミノ酸αを混ぜたものを用意しておき
そこにイワシを漬け込みます
うまみ成分が抜群に混ざったリキッドがイワシに浸み込みます
■作ってみた
ということでこれらを使って実際にイワシを締めてみました
今回は時間が足りず簡易的なっていますがご覧ください
・加工無し
・アミノリキッド
・塩締め→アミノリキッド
・塩締め→アミノリキッド+アミノ酸α
・旨〆ソルト→アミノリキッド
・旨〆ソルト→アミノリキッド+アミノ酸α
この6種類を作りました
塩締め、旨〆ソルトは条件を同じにするために
どちらも60gで
一度だけ水を抜いています(時間が無かった為)
これだと水分がまだ抜けきれていないので
皆様が加工する際はこの工程を何度か繰り返し
カチカチになるまで水分を抜いてもらった方がいいと思います
水分が抜けたところに
予めジップロック5つにアミノリキッドを入れた物を用意
そのうち2つにはアミノ酸αを混ぜています
これに水分の抜けたイワシを浸し
明日の釣行へ向かいます
■いざ実釣へ
釣果としては冒頭に書いた通り好調でした
実際に使用してみた使用感について書いていこうと思います
○ノーマル(無加工イワシ)
普通に使える笑
普通に使えるし普通に喰ってきます
ただやっぱり身が柔らかくテンヤへの装着にも気を使います
小さいアタリでも身がボロボロになってしまうので
頻繫に交換しないといけません
小さめイワシにいたっては装着の際触っただけでお腹が破れました
○アミノリキッドのみ
これだけでも意外と締まる
締めるためのものなんだから
当たり前っちゃ当たり前なんですけど
かなり使いやすくなります
大きめ、レギュラーイワシはまだ柔らかいですが
小さめイワシはカチカチになりました
リキッドに漬ける時間はもう少し短くてもで良かったかも
喰わせ能力も心なしか良い感じです
ちなみにアミノリキッドのメーカー推奨は2時間〜1晩です
○塩締め→アミノリキッド
○旨〆ソルト→アミノリキッド
そもそも水分の抜きが足りてない気がする、、、
リキッドをイワシに染み込ませたかったのですが
事前に準備していなかった私のミスです
ちゃんと準備しておけば、、、
とはいえ、かなり使いやすいです
身もしっかりしているので
テンヤへの装着もかなりスムーズで手返しが良くなりましたし
水中でもちょっとのアタリくらいでは身崩れしなくなりました
アタリに関しては高頻度でアタってきます、
船全体が渋くなった時間帯でもアタリが絶えません😍
隣の長友さんやその奥の方に「良く釣りますね」
と言ってもらえるくらいには(笑)
○塩締め→アミノリキッド+アミノ酸α
○旨〆ソルト→アミノリキッド+アミノ酸α
1番手間がかかってるだけあって最強(笑)
使いやすさ、身持ちに関しては
締め→リキッドと変わりありませんが
喰わせ能力が違う!
他との決定的違いがあり、それは
フォール中のアタリがあるか無いかです
これ使ってる間は大体フォール中に喰ってきました
一概にそれが良いことなのかは分かりませんが
上の方でかかるので手返し抜群
数釣りを楽しみたい方はぜひやってみましょう
○キビナゴ
無加工キビナゴです。
イワシのように加工しなくても使えるので手間がかかりません
シルエットが小さく、アピール力は落ちますが
その方がいい時も、もちろんあります
2匹重ねて使うとシルエットも出せていい感じです
○太刀魚の尻尾
無加工、現地調達
単体でも使えますが、
尻尾の上にキビナゴもしくはイワシ小さめを乗せると
何故かよく当たりました
■まとめ
私の考えとしましては
・イワシ、キビナゴがおすすめ
・イワシ、その他切り身は加工推奨
・キビナゴ、太刀魚尻尾は無加工OK
イワシ加工の際には
予め頭を取りお腹を割っておくことをお勧めします
時間のない方はアミノリキッドに漬け込むだけでも効果あり
時間のある方は塩締めもしくはアミノ酸締めを繰り返し
しっかり水分を抜いてカチカチにしてから
アミノリキッドに漬け込むと良いです
・塩締めとアミノソルト締めの違いとしては
旨〆ソルトの方が水分が抜けやすいように感じました
手前が旨〆ソルト
なので水分を抜く工程を繰り返したとしても
旨〆ソルトの方が早く締まると思います
アミノ酸も添加されるので
最強加工目指したい方は旨〆ソルトの方がいいかも
そして喰わせ能力アップは間違いなくアミノ酸α
周りと釣果に差をつけたい!そんな方におすすめです
・エサは多めに持っていきましょう
タチウオ1匹と引き換えにエサ1がなくなる感じです。
タチウオはあまり頭が良くないですが
尻尾が切れていたりするエサには喰ってきませんので
身崩れしたらすぐにエサを変えてください
タイミングによっては大きめのエサがいい時や
小さめがいい時があるので色々持っていきましょう
ここまで色々書きましたが、正解はありませんので
このブログを参考にして
皆様のベストなエサを見つけてみてください❗
実釣時だけではなく、準備段階も楽しいのが釣りの醍醐味!
良き釣りライフを
このブログが皆様の何かしらの参考になれば幸いです😄
ではまた👋