
HOW TO チニング!
こんにちは!
釣具のポイント宮崎恒久店です!
今回、恒久店ブログでは
チニングについてのハウツーをご紹介いたします♪
チヌとはクロダイのこと
釣りの経験がある人であれば、
「チヌ」という名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。
チヌとは、スズキ目タイ科に含まれる海水魚「クロダイ」の通称で、真鯛の仲間にあたる強い雑食性の魚です。さまざまな仕掛けで釣れることから
多くの釣り人から人気の魚でもあります。
宮崎では主に2種類
クロダイとキビレチヌ(尾っぽが黄色のチヌ)
(⇧こちらがクロダイ)
(⇧がキビレチヌ)
特にキビレの数が
圧倒的に多いのが宮崎の特徴です
チニングのやり方
ボトムを基本に狙う
ボトムを攻めるジグヘッドやテキサスリグ
ワームはチニング用を使うのが良いでしょう。
アクションは、ズル引きで海底付近を探るように動かしてください。
カニやエビなどの甲殻類の動きや速さをイメージしながらアクションすると良いでしょう。
フックは、大型のチヌがかかることもあるのでしっかりしたものがおすすめです。(#3~#1と呼ばれるフックです)
状況によってはプラグを使う場面も
河口付近でボラの稚魚やバチを捕食していることもあります。このような場合、ボトム狙いから中層狙いに切り替えてプラグを使うようにしましょう。
7cm前後のミノーやシンペンを使用し、根掛かりしない程度の水深をただ巻きで攻めるのがおすすめです。
ハマると強いバイブレーション
優先度はトップウォーターやワームほど高くありませんが、バイブレーションもチニングに有効なルアーの一つです。
海底に障害物が多く、根掛かりが多発するようなポイントでも、バイブレーションであれば効率よく海底付近を探れます。
おすすめチニングロッド

ヤマガブランクス ブルーカレントIII 78 チニングロッド
チニングは人気の高い釣りなので、ロッドも専用のものが開発されています。
迷ったら専用のものを買うのが良いです!
他の釣り用のロッドで代用する場合は7〜8ft長さで、
5〜10gのルアーを扱えるシーバスロッドやバスロッド、エギングロッドがおすすめです。
おすすめチニングリール

ダイワ セルテート LT2500-H 24年モデル スピニングリール

シマノ ヴァンキッシュ C2500SXG 23年モデル スピニングリール
チニングでは、主にスピニングタックルがよく使われます。
リールは2500〜3000番台程度のスピニングリールから選ぶと良いです。
また、チニングはポイントを攻めつつ糸ふけを素早くとることが重要ですので、ギアはハイギア以上のリールを選ぶようにしてください。
手返しの良さを重視するならベイトリール
チニングをする人の中には、手返しの良さを重視してベイトタックルを選ぶ人もいます。ベイトタックルを使いたい場合、バス釣りに使うような小型のサイズのベイトリールを選ぶのがおすすめです。ただし、ベイトタックルはスピニングタックルより扱いにくい点に注意が必要です。

ダイワ シルバーウルフ SV TW PE スペシャル 1000XH 右 22年モデル
おすすめチニングライン
チニングに使うメインラインは、0.6〜1号程度の太さのPEラインがおすすめ。
チニングはあまり遠投をする釣りではないため、長さは150mほどリールに巻いてあれば十分です
ラインは、どちらのリールでも同じセッティングで問題ありません。
おすすめチニングリーダー
チニングは根ズレを起こしやすい場所で行うため、仕掛けにリーダーは欠かせません。リーダーは根ズレに強い2~4号のフロロカーボンラインを使うようにしてください。
リーダーの長さは1mを基準とし、根ズレを起こしやすい場合は長めに取るようにしましょう。
チニングのポイント選びとコツ
①基本はキワを攻める
チヌはテトラのキワや護岸のキワ、水門や岩といったいわゆるストラクチャー(障害物)の付近を好む魚です。闇雲遠くを狙って遠投するよりも、このような障害物のキワを通すことを意識して狙ってみてください。意外とチヌは近くに居たりするものです。
チヌは浅場を好む
チヌはストラクチャー付近のボトム(海底)に潜んでいることが多いですが、実は水温の下がる冬場を除いてあまり水深の深いところを好みません。水深1m程度の浅い場所にもチヌが現れることもあるので、チニングはあまり仕掛けを遠投する必要が無いのです。
②河川の汽水域
汽水域は河川の流れと海が合流する場所を指し、海水と淡水が入り混じるエリアです。淡水と海水両方の性質をもつ汽水域は栄養が豊富で、それを目当てに多くの生き物が集まります。そのため、チヌも汽水域の豊富な生き物を食べに現れるのです。
③満潮時の干潟
チヌは雑食性の強い魚ですが、貝や甲殻類を好んで食べる性質があります。そのため、生き物が多く生息している干潟もチヌの格好の餌場です。さらに、干潟の海底は障害物が少なく根掛かりもしにくいので、初心者のチニング入門ポイントとしてもおすすめです。
潮の動きをしっかりと把握しておく
夕満潮時で水があるときは釣りやすい干潟ですが、当然それは一時的なものでしかありません。潮が引いてしまうと陸地になってしまうので、干潟でチニングをする際はしっかりと満潮の時間を把握し、時間を有効活用しましょう。
干潮時に下見をしておくのもおすすめ
干潟が他のポイントと大きく違うのは、海底の様子が確認できることです。あえて干潮時の干潟に下見へ行き、下見の結果に合わせて狙い方を考えるとより釣果も上がるでしょう。杭のある場所やへこんでいる場所など、周りと違う場所を記録して満潮時に備えてください。
④隠れるポイントの多い岩場
チヌは障害物の近くを好む魚であるため、隠れるポイントの豊富な岩場も絶好のチニングポイントです。ただ、このような岩場は根掛かりする可能性が高いため、プラグ系ルアーを活用したりフリーリグと呼ばれる根掛かりのしにくい仕掛けを用意する必要があります。
不安定な足場に注意
チヌは警戒心の強い魚で、日中はあまり釣れない傾向にあります。そのため、朝夕のマヅメか夜の時間帯にチニングをすることが多くなるのですが、岩場は足元が不安定ですので、十分注意するようにしてください。ライトを用意し、しっかりと滑り止めの効いた靴を履いていきましょう。
恒久店では
チニングを始めるにあたって
必要なアイテムが御座いますので
お気軽にお近くのスタッフまでお声がけくださいませ♪
皆さんも、レッツチニング!!