
憧れのセイルフィッシュ(バショウカジキ)を釣りに行ってきた!【海のくまさん 釣り日記 #6】
憧れの魚を追いかけて…!!
どうも!本社スタッフ フィッシングマイスターのくまいです!
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セイルフィッシュ(バショウカジキ)が、日本で釣れるらしい。
それも、私が住んでいる北九州から車でわずか2時間半の長崎で。
カジキなんて夢のまた夢。小さい頃からの憧れの魚です。
いつかお金と時間を作って、海外まで足を運んで釣りに行きたいな…!なんて思っていました。
——そんな魚が手の届く範囲で釣れると聞いたら、行くしかないでしょ。笑
というわけで、行ってきました。
今回お世話になったのは、佐世保の Fishing Guide Service Seasonal(シーズナル)さん。
釣りがうますぎる船長が全力でガイドしてくれますよ。
が、しかし…。
結論から言うと――残念ながら今回はセイルをキャッチすることはできませんでした。😢
そこで今回は、リベンジ釣行に向けて「今回の釣行で感じたこと・考えたこと」を備忘録として残しておこうと思います。
この記事は半分以上、自分用のメモのようなものなので、普段よりも分かりにくい表現や少し小難しい言葉、さらには憶測に過ぎない内容も含まれています。
もしそういうのが苦手な方は、
「要するに釣れなかったから、また次回行くんだな」
という認識で、そっとブラウザバックしていただいて大丈夫です!
どんな釣りなの?
カジキ釣りと言われてもピンと来ないと思うので、どんな釣りなのかを(私が感じた範囲で)軽く書いていきます。
①魚は目視で探す
セイルフィッシュは、青物のように瀬や漁礁に付くわけでは無く、ベイトフィッシュを求めてひたすら回遊する系の魚のようです。
なので、地形や魚探はあんまりあてにならない。笑
もちろん、「この辺りに出現することが多い」みたいなのはあるらしい!
その代わりに、セイルフィッシュはよく盛大にジャンプするという謎の習性(ボラみたい)を持っているので、それを目視で見つけるというスーパー原始的な方法で魚を探します。
頼れるのは己の動体視力のみ。笑
②チャンスはめっちゃ多い
セイルフィッシュは警戒心が全くと言っていいほど無く、加えてかなり好奇心旺盛な性格のようで、ルアーの追いがめちゃくちゃ良かったです。
ルアーを見付けたらとりあえず追ってくるくらいの勢いで、それも船の真下まで何のためらいもなく追ってきました。
セイルフィッシュの難しい点
さて。そんなセイルフィッシュをルアーで釣るにあたって、最も難しいと感じたのが…
「全然ハリが掛からない」という点。
なぜそんなに掛からないのかというと…
口の周りが硬い(フックが貫通する場所が限られている)
⇩
確実にフックを刺すには口の中にルアーが入らないといけない
⇩ しかし…
・ツノが邪魔(フックやラインがツノに引っかかる)
・吸い込むタイプの口じゃない
・「一撃で飲み込む」のではなく、「とりあえず咥える」という厄介な捕食行動の傾向がある
という理由で全然口の中にルアーが入らない
⇩
なかなかフックアップに至らない
あくまで私の推測でしかありませんが、こんな感じだと思います。
簡単にまとめると、この釣りの最大のポイントは「いかにして掛かる確率を上げるか?」という点だと思います。
どうやって掛かる確率を上げる?
アプローチは色々あると思います。
その中でも、今回注目するのはフック。
船長に色々教えて貰いつつ、こんな感じのセッティングにしてみました。
ちなみにこれは、セイルフィッシュの聖地・マレーシアのクアラロンピンで昔から使われているセッティングによく似ています。
このセッティングにした狙いはこんな感じ。
①魚がルアーを咥える
②魚が反転して走り出したら、じわっとスプールを押さえる感じでフッキングを入れる
③ルアーがスライドして…
④ルアーが口から出るときに、リアフックがカンヌキを捉える!!
理想と現実 (笑)
では実際どうなったかというと…。
魚が全然反転しない…笑
スズキみたいな吸い込む系の口ではないので、捕食の時に反転しないんですね~~~これが。
ルアーを咥えたままスイーっとこっちに向かって泳いでみたり、その場でくねくねし始めてルアーがポロッと口から外れたり…。
当然アワせても掛からない…。
↑でっかい背ビレがルアーに向かって進んで来る瞬間の興奮はヤバい😇
カジキがルアーを咥えてからは、ひたすら「向こう向け!!走れ!!」「なんでこっち来るんだよ!!!!」と心の中で絶叫しながら祈ることしかできませんでした…😂😂
チャンスがあと数回あれば1匹くらいははまともに掛かったかもしれないですが、今回はたまたま活性低めの日に当たったこともあり、撃沈。笑
最長ファイトタイム:3秒 😂😂😂
それでも同船した方が1本キャッチ!
綺麗な魚…!!おめでとうございます!!🎉
ちなみに、PE3~4号のライト寄りのキャスティングタックルで楽しめますので、我こそはと言う方はぜひチャレンジしてみてください。笑
シーズン的には11月の上旬くらいまで楽しめるみたいです。
というわけで、フック関係をいろいろ買ったのでまた次回頑張ります。笑
それではまた!
プロフィール
北九州在住 すーぱーマルチアングラー🎣
最近はシーバス、ヒラマサ(オフショア)、ロックショア、時々レンタルボート船長!
自分で釣るのはもちろん、一緒に行った仲間が釣ってくれた瞬間が一番嬉しい!
そんな感じで釣りをしております。
どんなブログなの?
このブログでは、魚釣りの楽しさを私なりの視点で発信していきます。
魚釣りは「自然相手の遊び」。
時に自然というのは、人間の想像の域を遥かに超えてくる。
思い通りにいかないこともあれば、想像以上の感動が待っている時もある。
一喜一憂を繰り返しながら、「自然の中で生きている実感」を味わえる――
それが、私が魚釣りに夢中になる理由です。
難しい話は抜きにして、釣りって楽しいよね!素敵な趣味だよね!という気持ちを、素直に伝えていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします!
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