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光田のKeep Casting! GAME131 ~山口県阿武川ダム~

こんにちは!

ルアースタジアム 光田です🌟

 

最近はおかっぱりが多かったので、今回はレンタルボート🚣

山口県萩市阿武川ダムに行って来ました🚘

 

レンタルボートはLabuフロンティア協会さんにお世話になりました😁

いつもありがとうございます!!

阿武川ダムのざっくりとしたフィールド状況ですが、⇩のような感じです

・減水

⇒夏水位に向けて、かなりのペースで日々減水しています

・スポーニング

⇒筋によって差が激しいですが、概ね後半戦。日照時間の少ない筋などはまだ産んでいないプリスポーンの個体もいますが、減水の影響でなかなか安定しないので、産み控えやネストの放棄が発生しています

・濁りと水質悪化

⇒減水で剥き出しになった泥バンクに風が当たったり、上流部にある田畑からの代掻きの流入、冠水ブッシュに付いていたトロロ藻が減水で流れたり・・・という状況

 

久しぶりのソロ釣行なので、ブラックバスとフィールドに向き合い一匹の価値を高めるワクワクする攻めの釣り=マイゲームにこだわっていきます👊

天候は前日が少量の雨、そして低気圧が抜けた当日は晴れてやや強めに吹く北西風

朝は本湖周りを触る予定でしたが、出船して周りを観察すると見える限りの本湖寄りの水質が悪い・・・という事でプラン変更し早々に水質の良かった佐々並川筋へ

少量とはいえ前日の雨で流量が増しているであろうインレットに回復系の個体が差している事を願い、岸沿いのネストやベイトを観察しながらインレットのあるクリークへ

少し濁りも入り流量も微増していましたが、クリーク最上流は不発

 

回復したアフタースポーンの個体が少ないのか、減水の影響なのか・・・

 

少し下ってヘアピンカーブのインサイド側の泥バンクをチェックすると、冠水ブッシュの中をウロウロするオスっぽいバスとその少し外側をウロウロする産卵後と思われるグレーの体色のメスっぽいバスを発見

スポーニング後半戦のハードベイトローテーションを試すも、メスのチェイスが数回あっただけで不発だったので、陽がしっかり上がってから入り直す事に

 

この日は土質バンクの方がオイカワが多かったので、次にエントリーしたのは、ブレイク隣接の土質バンクの大規模な段々畑跡のフラット

スポーニングエリアになったであろうフラット、そして8~10時のオイカワのレンジが上がるタイミングと重なるのでエリアチョイス

段々畑の段差の縦スト × 冠水ブッシュ × シェード × ベイト

ポストスポーンのバスにとって、これ以上ない条件が整ったエリアでレイダウンミノーウェイクプロッププラス(NORIES)を冠水ブッシュ際にキャストしポーズを入れながらゆっくりアクションさせると沖からふわーっと浮いて来て、またも産卵後と思われるグレーの体色のメスのチェイス止まり

持論ですが複数回チェイスで終わる時というのは、実は惜しくない事がほとんどで、何か大事なピースが抜けている事が多いです

チェイスがあるから・・・とそのルアーとアプローチを続けて良い思いをした事は、今までほとんど経験がありません😰

 

という事で、今の阿武川ダムのメスの気持ちをしっかり考察✍

 

スポーニングの疲れを癒すために太陽光に当たりたいから浮きたいけど、減水してるからレンジは下げたい

レンジは下げたいけど、オイカワやゴリやエビが冠水ブッシュ周りに残っているので、楽して食べれる冠水ブッシュがあるバンクに寄りたい

メスのポジションはちょい沖ちょい下で視線はバンク側で上目線

バンク側から沖に投げてアップヒルで冠水ブッシュ側にゆっくり上目線で寄せてくるコースで体力のないメスが喰いやすい方向に追い込ませる

 

という事で時間を空けて、チェイスがあったスポットに再度エントリー

チェイスも遅いのでかなりスローに引く必要があると判断し、レイダウンミノーウェイクプロッププラス(NORIES)のタックルを、ロードランナーハードベイトスペシャルHB630Lにフロロ12lbのセッティングから、HB511LLにフロロ10lbのセッティングに変更

ロッドを柔らかくしラインを細くする事で、アクションやポーズ時に更に手前に来なくさせる意図です👀

そして先程の仮説に沿って、岸際に船を入れて沖に向かってキャストしアップヒルでレイダウンミノーウェイクプロッププラス(NORIES)をゆっくり引く

ゆっくりチェイスからバイトまで流れるようにスムーズに上手く行きました!

見立て通り、ポストスポーンと呼ばれる産卵後のグレーの体色のメス

 

こういう釣りIQが高く閃きが冴えている日は、どんどんパズルのピースが繋がって連発します😁

風が吹いてきたので浮ききらないメスを狙ってアップヒルでTDハイパークランク1066Ti(DAIWA)のテロテロ巻きで45クラスのポストスポーンのメスを1本追加

フックでエラにダメージが入って出血していたのですぐにリリース😫

 

一度産んだメスがスポーニングエリア近くの水深~3mくらいにいる。。。

まだ動けている産んでいない2陣や3陣のプリのメスは減水を嫌って産み控えして、レンジを落として少し深い沖を泳いでいるかも・・・

季節感の確認のために試しに釣ってみようと思い、エスケープチビツイン(NORIES)の21gヘビキャロをリグって段々畑のフラットの沖側ブレイクの~6mラインくらいに投げてフワフワさせるとものの数十分でまだ産んでいない40cm前後のプリスポーンのメスを2本キャッチ😍

※確認のために釣ったので写真撮ってません

 

少し深い沖側で喰うのは、産み控えしている季節感の遅い小さいプリスポーンの個体

先に産んだ大きいポストスポーンの個体は土や泥バンクのアップヒルでスローに上目線で誘うが正解

風も更に強くなってきたので、一旦ポストスポーンの魚を浮かせて喰わせるのは少し難しくなったので、もっと早く産んで回復したアフタースポーンの個体を求めてカレントがある最上流エリアへエントリー

最上流エリアも変わらず、エッグガードやフライガードのネストもちらほら残っており、まだまだスポーニングの進行中の状況のため、恐らくアフタースポーンの魚は少ないと思われる・・・

 

一番上のエリアは先行者が入っていたので、少し手前の大曲がりから釣りを開始

沈んだ大きい岩に対して、角度を変えながらマルノミフラット60(NORIES)をキャストしシェイク引き

ひと際大きい岩のシェードをパタパタさせていると下から大きい口が出て来る丸見え丸呑みバイト💥

アフタースポーン特有のめちゃくちゃ暴力的な引き

細いラインで丸呑みされているので、すぐにクラッチを切って沖にゆっくり移動

慎重にファイトし無事ランディング💕

ご飯いっぱい食べたお腹ぽんぽこりんのアフタースポーン

そのまましばらく最上流部で釣りをしていましたが、反応が無いため折り返し

スロープに戻りながらシェードが絡む風裏のワンドを撃っていく立ち回りに切り替え🐟

岩の陰に沿って丁寧にフカベイト(NORIES)をふかふか通すとビッグバスのチェイスがあってドキドキしてましたが、横のサンドバーから40ちょいの魚が吹っ飛んできて横取りバイト💣

デカい魚を喰わせられそうだっただけに、ちょっとしょんぼり😓

ラストは朝に入ったクリークのヘアピンカーブのインサイド側の泥バンクに再度エントリーし、チェイスで喰わせられなかったメスにこの日のキーワードのアップヒルのスローなアプローチ😍

今度はしっかりレイダウンミノーウェイクプロッププラス(NORIES)を冠水ブッシュ際でじゅぽっと吸い込んでくれて7本目!

 

エリア選択・タイミング・ルアーセレクト・タックル・アプローチすべてが少しずつパチッとハマって行くバスフィッシングを体感した一日でスーパービッグこそ出ませんでしたが、満足な釣行でした😝

 

今回使用したタックルは、最近のブログの遠賀川や柳川クリークで使用しているセッティングのままです😄

シャローに上目線の魚が多いこのタイミングに是非阿武川ダムのレンタルボートにチャレンジしてみてください!!

 

※産卵後期のこの時期は体力の少ない個体が多いので、計測や写真撮影は迅速にかつ丁寧にやってあげてください!!

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