
NATURE TRIP No.64
美しい景色
豊かな自然
それを求めて釣りに行くのが渓流の醍醐味ではないでしょうか?
普段の釣りでは味わえない経験が出来るのが渓流。
一度味わうと、長距離の移動も苦にならない。
もちろん、危険は伴うのである程度の知識、経験は必要です。
毒蛇、毒虫、野生動物、入退渓時のルートや地質など
普段から自然と触れていないと分からないこともあります。
そして、場所によっては救急セット、ロープ、GPSや非常用濾過器が必要になるときもあるので「もしもの備え」はあるに越したことはありません。
電波の入らない渓谷は特に!
とにかく、過信と油断は禁物ということです。
本題に入りますが今回は、雨後の渓流釣行です。
もちろん単独ではなく、渓流仲間の友人と2名釣行。
前日から増水していたのは確定していたので本流筋は捨て
比較的水の綺麗な支流を中心に回ってみました。
入渓点での水量確認と高台からの川の様子、数か所の退渓点の確認をしてから入渓。
案の定流れがきついので膝までしか浸からないようにして遡行。
陸路が続くところでは必ず陸路で移動。
魚が付けるポイントもそう多くないので流心より岩の裏ヨレや瀬の裏を中心にチェック。
あとは強い流れがぶつかる反転流。
驚くほど流れが速いところでも反転流を見つけられればステイして長くルアーをとどめられます。こういう場合は巻き感の分かりやすいコンクエストXGは重宝します。

シマノ カルカッタコンクエスト BFS XG RIGHT(右) 23年モデル ベイトリール

シマノ カルカッタコンクエスト BFS XG LEFT(左) 23年モデル ベイトリール
ほどなくして、たまり場を見つけてバイトが連発。
(6バイトありましたが4バラシ2キャッチ)
ヒットルアーはメガバス/ハンプバック51

メガバス グレート ハンティング51 ハンプバック(FS) M キンオレ
ネットを置いて撮影したかったですが流れが速すぎる為、断念。
ヒレの綺麗なヤマメに感謝してさらに釣り上がりますが川幅が狭く水量が多くなってきた為、退渓。
その後、2~3本支流を回りましたがなかなか釣りが成立しないのでリザーバーのバックウォーターへ移動。
ランドロック型に一発狙いを絞りますが時すでに遅し。な時期でした。
ただこの雄大な景色を友人と貸し切りで楽しめたことは良かったです。
気の知れた釣り仲間は本当に宝物です。
そんな感じで今回の釣行は終了。
帰りしな綺麗なニホントカゲがいました。
これも自然と遊ばなければ出会えないですね。
最後に
今回は雨の増水パターンで釣りに行きましたが、決してオススメの釣り方ではありませんのでご了承ください。増えすぎた河川は釣りが不可能な場合が多く、今回も例外ではありませんでした。そしてこの状態の単独釣行は非常に危険ですのでおやめください。あくまでも通いなれた河川、複数人での釣行で無理せず安全第一でお楽しみいただけるようお願いします。
梅雨時期はハイリスクハイリターンです。天気予報と水位を確認の上ご釣行を。